一人よがり

僕は黙っていた
君は話を続けた
他愛のない バカ話に逃げ込む気だ

僕は目を見つめた
君は視線をそらした
天井まで ゆっくりと煙草(ヤニ)が登ってた

いつまでも こんなだまし合いを
続けるのさ ねぇ?
きゅうくつなのは
狭い部屋のせいだけじゃない

僕はドアを開けた
君は床を見つめてた
狭い部屋にもう一つ壁が増えた

街中がまるでチャカす様に笑ってる
悲しいのは東京の夜のせいじゃない

君が泣いても 僕は笑う
ずるくなっても 僕は笑う
嫌われても 僕は笑う
嘘をついても

一人よがりのブルース
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