みれん岬

過ぎたあの日に 戻れない
知っていながら 振り返る
未練 未練 未練の岬
思い切りなと 岩を打つ
波のしぶきも 泣いて散る

愚痴も言わずに こぼさずに
捨てて来たのに それなのに
未練 未練 未練の岬
瞼(まぶた)に浮かぶ 優しさが
忘れませんと 光る星

夢も見ました 幸せの
紅い糸なら 今もある
未練 未練 未練の岬
波路(なみじ)遥かな その先に
燃える夕焼け 赤々と
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