雨音

止まぬ激しい雨の中 踊る君の影
いつか孤独が消えるまで追い続けてく

黄昏た街を駆け足で去った
『さよなら』を言って君は
泣き出した空がこぼした雫は
立ち尽くす僕を濡らす cruelly

雨音が奏でてく 孤独のメロディ 耳を劈き鳴り響く

消えた君の声を追って僕は彷徨う
雨が掻き消す君の声 鳴り響くメロディ

蝕んでく様な孤独に魘されて
あても無く冷めた街の果てに

濡れた髪掻き毟る 自分の無力 蔑むような仕草を

止まぬ激しい雨の中 踊る君の影
いつか孤独が消えるまで追い続けてく

濡れたままたどり着く 君と歩いた 思い出巡るこの場所へ
街路樹を傘にして 瞳閉じれば あの日の様にそばに君が

止まぬ激しい雨の中 踊る君の影
いつか孤独が消えるまで追い続けてく
消えた君の声を追って僕は彷徨う
雨が掻き消す君の声 鳴り響くメロディ
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