巡る想い

つめたい夜更けに渦巻く空をみている
静かな寝息をとまどう心に感じて
ためらう事 求める事
薄れてゆく記憶の中
季節を告げる南風が吹き
闇夜へと消えて行く

さよなら一つで散り散りになったけど
手を振るわたしをせつない笑顔で見送る
涙よりも 痛みよりも
高鳴る白い波の音が
打ち寄せては明ける空へ
優しく染みこんでく

流される日々の中で またいつか出会えるなら
あたたかい風の波紋に抱かれながら巡る想い

あなたとの重ねた夢 遠くから見つめている
あたたかい風の波紋に抱かれながら巡る想い

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