snow

落ちた枯葉雪に埋もれて 戻らぬ時を想う
私の心通りすぎてく 冬風に身を震わせ
物哀しい街に伸びる影 吐く息の白さに溶けて
忘れられないアナタとの日々は
きっと今日も弱い私の心を刺すトゲになるけれど

求め彷徨うあの日の温もり かじかんだ手震えて掴めない
降り積もる雪 足跡を消すように 私の心の傷も消して
もう戻らないあの日の温もりを忘れさせて
時よ凍れ 冬の夜空に願った

夜が明けて朝日が昇る 去りゆく時に揉まれ
私の心やさしく包む 木漏れ日に身を任せて
物哀しい街に灯(とも)る火は やわらかな光をたたえ
薄れていく アナタとの日々は
きっと明日の強い私の心の隅(すみ)糧(かて)となるけれど

いつかは出会う新たな温もり 差し出されるその手を離さない
降り積もる雪 残った足跡 辿ってもう一度歩き出す
もう戻らないあの日を 雪解けの水に溶かして
時よ回れ 巡る季節を信じて

いつかは出会う新たな温もり 差し出されるその手を離さない

降り積もる雪 残った足跡 辿ってもう一度歩き出す
もう戻らないあの日を 雪解けの水に溶かして
時よ回れ 巡る季節を信じて
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