日本うた暦

睦月(むつき) 新年 初詣 家族とお国の 安寧を
願って参る 大社(おおやしろ)
如月(きさらぎ) 建国 記念の日 神武(じんむ)に始まる この国の
歴史を祝い 雪が舞う
弥生(やよい) おみなの 雛飾り 母から娘へ その孫へ
こころと共に 受け継がれ

卯月(うづき) 宵闇 花の宴 酒くみかわせば はらはらと
散りゆく桜(はな)の あでやかさ
皐月(さつき) 薫風 鯉のぼり 白雲(はくうん)たなびく 青空を
目指して泳げ おのこ等よ
水無月(みなづき) 軒下 雨やどり 母さん迎えに 来てくれた
幼き日々の 夢淡く

文月(ふみづき) 七夕 海開き 煌めく季節を 謳歌して
未来を築く 若人よ
葉月(はづき) 盂蘭盆(うらぼん) 里帰り 日盛り石段 蝉しぐれ
汗拭き登る 墓参り
長月(ながつき) 虫の音 満つる月 手紙を書きかけ またやめて
静かに風の 音を聞く

神が 出雲に 集う月 ますます栄えよ 日本国
祈ってここに 勢ぞろい
霜月(しもつき) 豊年 秋祭り 稲穂は黄金に 色づいて
紅葉は赤く 化粧する
師走(しわす) 年の瀬 大晦日 全ての厄難(やくなん) 断ち切って
心に響く 除夜の鐘
×