秘密

僕しか知らない いつかの君をずっと忘れたくないな
言葉にはできない 確かな声も聞いていてほしい

透明に見えた生活が 不透明になり色付いてく
誰かのせいにして僕はまだ うまく笑えずに過ごしてる

ほんとのことを言えば ほら 元通りには戻れないよ
今以上になるくらいなら このままでいいと思ってる?

心は君をめがけて 僕を置いていってしまったよ
届きやしない 諦めもしない 目と目が合えばまた

明日も会いたい 本当の君にちょっとだけ触りたいな
“それ”だけは言えない 繋いだ視線を逸らしたりして

想像してたより複雑で 思った通りにはいかなくて
赤く染まる帰り道ならバレないでしょ?気付かないでしょ?

君の歩幅も仕草も 足音も笑った声も
僕の胸の高鳴りに消えてく
こんなはずじゃないのに…

君がどこかいっちゃうたびに
何度でも近付いてみせた
君は僕の心を 分かってるのかな?

君には言えない ほんとのことも ほんとじゃないことさえも
さよならもできない きっとこのままずっと想ってる

僕しか知らない いつかの君をずっと忘れたくないな
言葉にはできない 不確かな声はしまい込んだまま

明日も会いたい 最後は君にちゃんと伝わるといいな
君だけには言えない 確かな声も聞いていてほしい

いつだってそうだ 君だけが“未来”だ
言葉にする それが怖いんだ
誰だってそうだ 僕だって“未来”だ
何も変わらないのに
変わるはずがないのに
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