碧き青春

透明になった視界で僕は何を思う
君に貰った感情を片手に
今も左手の中で脈を打つこの想いは
いつかの日の為に 取っておこう

壊れないよう 変わらないよう

あいも変わらず僕の部屋に残った香りは
嫌になる程君を感じるよ
僕の不甲斐ない歌も君は好きだと言って
ぎゅっと強く抱きしめてくれたね

さよならと言った君にとっての
流した涙はなんと言ってる

僕ならちゃんとね
今を大切に出来てるよ
どうか どうかもう一度
今日からちゃんとね
昨日を大切にするからさ
どうか戻して 出会う前の二人に

透明になった視界で君は何を思う
どこまでも澄んだ瞳で
数え切れない程の貰った感情は今も
僕の心臓を作り上げてる

夜明けを目指して走る僕に
かざした不安は何と言うのか

今ならちゃんとね
君が望む僕になれるから
どうか どうかもう一度
今日からちゃんとね
僕を大切にするからさ
どうか戻して 出会う前の二人に

答えを求めすぎてた日々に
両目を塞いだ未来の果てに
巡っていく心の中に
いつか二人笑って話そうか

今ならちゃんとね
涙を堪えて言えるから
こんな僕のことを
最後までちゃんとね
愛してくれて嬉しかったよ
またね、僕の最後の青春よ
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