暗くなるまで

誰かを待ってる ふりをして
通りを見ている 街のお店
あなたは来ない もう二人
さよなら云って しまったの
たそがれが また街に
灯りをともすけど
暗くなるまで帰れない 涙がにじむから

恋人同士の 二人づれ
たがいの肩を 抱いてゆくわ
二人もちょうど そうだった
夢見るように 愛したわ
悲しみがこみあげて
さめざめ泣きたいわ
暗くなるまで帰れない 涙がにじむから

想い出のこのお店
私はただひとり
暗くなるまで帰れない 涙がにじむから
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