Aqua

君の深呼吸が
この胸 聞こえたとき
空から注ぐ光
この青を放つ

目を閉じなくちゃ見えなかった自分
この場所なら今すぐに広がってく
願いが叶う時が全てじゃなく
その次の日の午後に
君とまた笑ってたいだけ

昨日までの僕じゃ
捨てられなかったもの
その空白が作る
朝焼けの未来を
君の深呼吸が
この胸 聞こえたとき
もう一度優しくなれる
そんな気がしてた

はじめは誰だって
100個くらいの自由に
描いていたエンディングさえも
本当の気持ちだけ残せば
シンプルになって
明日への言い訳は消えていった
高く飛ぼうとして
もう一度しゃがんで
あの日の目線から見えてた景色は
今は少し違うけれど
時間が僕の肩を叩くから

変わり流れていく
いくつもの人の夢
すれ違い見てきたから
不安にはなるけど
僕の深呼吸が
君に届いたとき
世界は眩しいんだと
確かに感じた

夜の星たちが
海に降りていく頃
新しい夏の風が吹いた

君の隣にいて
君の目に映っている
初めて知る自分は
青よりも青くて

昨日までの僕じゃ
捨てられなかったもの
その空白が作る
朝焼けの未来を
君の深呼吸が
この胸 聞こえたとき
もう一度優しくなれる
そんな気がしてた
この空を越えて
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