望郷

青い空 白い雲 菜の花の小道を
かけまわり ちょうちょとり遊んだふるさと

まっ白な 霧の中 神社の石段を
かけ上がり 手を合わせ泣いてた小さな子

淋しくて 悲しくて 出て来た横浜
やさしいと 思ってもみんな他人さ

いつの間に こうなった 鏡の中には
知らん人 疲れた顔で悲しげに笑ってた

帰ろうか 帰ろうか 田舎のあの家へ
青い空 白い雲の田舎へ帰ろうか
あの家へ帰ろうか あの家へ帰ろうか
あの家はもうないのに

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