グレープフルーツ

ねむいなあ
昼過ぎの 各駅停車がちょうどいい
よだれを垂らすころには
花畑に魚が泳いでる

寄り道 気がつけば
知らない場所まで来てた
今でも好きだよ
痛い 弾けるソーダと雪の朝

いまのわたし
甘い砂糖と苦い グレープフルーツみたい

さよならはいつも辛い
約束できないこともある
分かったことがひとつ
恥ずかしいそれはかっこいい

いまのわたし
甘い砂糖と苦い グレープフルーツみたい

ひとりになりたいこともあるしね
だれにもわからないことだってあるさ
カレンダーめくって 好きだと伝えて
明日がくる 明日もくる

いまのわたし
甘い砂糖と苦い グレープフルーツみたい
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