静かな朝

他力な日々がたたって
いつも気がつけばどこへやら
あなたは心配そうに
寄って来て私を拾った

罠のような夢なのかな
それほど優しい目で
荒れた夜には額にキスを
不思議と落ち着きました

愛が故ならば 燃え尽きて良かった
重い心も解けて
あなた次第だった だから苦しかった
それはとても静かな朝

右に進めば左が
疎かになって傾いた
まんまと偏りがちな
生き方で脚を躓いた

私の手を強く引いて
迷い道抜けながら
知らない場所も怖くなかった
何だか救われました

愛が故ならば 燃え尽きて良かった
重い心も解けて
あなた次第だった だから苦しかった
それはとても静かな朝
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