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天井へ向かって誰か呟いた
「“誰か”じゃなくて、“僕でしかない僕”だ」

午前4時、寝ないで朝を待った少年
暗い街、歩き出した主演のストーリー
思い思いずっと胸の中心、描いてた物語の幕開け

「あぁ、見たかい? 君のための朝焼けを!」

誰一人見ない様な 夢を見ていて“1 : 1”
“運命”なんて賛成じゃないな 抗っていてよ
ただ一人の自分を あるがままで“1 : 1”
望んだって“正解”はないんだ
駆け出して 胸、高鳴るがまま

鏡の前で誰か願った
「“誰か”じゃなくて、“あなた”でいて欲しいの」

あるべき自分像‥自分って何だっけ?
古い写真の私が描いたストーリー
長い間ずっと思い出にしまった
大事な未来地図をまた開いて

「目覚めた先で、君は夢を見ろ!」

思い通りの世界へ 手を伸ばすんだ“1 : 1”
絶対なんて絶対にないさ 間違っていないよ
“有りえない”のその向こうへ ほら行かないか“1 : 1”
待っていたって答えはないんだ
羽ばたいて 胸、高鳴るがまま

何千万分の一じゃないよ 君は一分の一の君だから
黄金を背に 伸びる影よ 息切らし駆けろ!

誰一人見ない様な 夢を見ていて“1 : 1”
“運命”なんて賛成じゃないな 抗っていてよ
ただ一人の自分を あるがままで“1 : 1”
望んだって“正解”はないんだ
駆け出して 胸高鳴るがまま
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