おふくろ えれじぃ

夕暮れの町に 灯がともりゃ
あの日のおふくろ 想い出す
男に涙は いらないよ
ツバと一緒に 飲み込みな
空から声が 聞こえるよ

おふくろの指は いつだって
暮らしの匂いが していたよ
初めて東京 出て来た日
米と野菜と さみしさが
下宿の隅に 届いてた

哀しみにふっと 出会うとき
笑顔のおふくろ 想い出す
孝行息子じゃ なかったね
いつも面倒 かけたよな
おふくろ おふくろ ありがとう
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