花から花へと

酒場女の ぐちなど誰も
どうせまともにゃ 聞くまいに
死んでもいい程 命をかけた
だめなのね だめなのね
お酒があなたを変えたのね
花から花へと 花から花へと行った人

心変りを 責めてはみても
所詮もどらぬ 恋だもの
妻ある男(ひと)とは 知らずに惚れた
ばかでした ばかでした
信じた私がいけないの
花から花へと 花から花へと行った人

ぬれたまつげに 濃いめの化粧
夜の酒場の みれん花
泣いちゃいけない 泣いたら負けよ
生きるのよ 生きるのよ
お酒で忘れて生きるのよ
花から花へと 花から花へと行った人
×