夏風

少しだけ寒くなり 立ち止まり俯けば
どこからか聴こえてる キミの好きだった歌

嫌なことだらけの日々に 全部投げ出したくなることばかり
何をしてても気が紛れないのは これじゃないって思ってるから
昨日までは同じことばかり 後悔し続けてきたけれど
立眩みするほど眩しい空が 照らすのは違う明日かな

別れを告げたいような 冷たい雪を温めれば
誰よりもワガママな夢 見てたその笑顔思い出すんだ

どんなに傷ついたとしても 泣きたくなる夜が続いても
深く深く沈み込むほど 高く高く飛べる
冷たい想いの欠片を この手に握り締めたら
前に前に踏み出そうほらもっと強く強く

少しだけ寒くなり 立ち止まり俯けば
どこからか聴こえてる キミの好きだった歌
抑えきれない渇き 溢れて
声に出した叫びよ 奔れ
高鳴る鼓動が 風になる 今

見上げた碧い空の彼方 呼んでいる声がするんだよ
吹き抜ける夏の風のように

どんなに傷ついたとしても 泣きたくなる夜が続いても
深く深く沈み込むほど 高く高く飛べる
冷たい想いの欠片を この手に握り締めたら
前に前に踏み出そう ほらもっと強く強く
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