小さな瞬間

朝めざめて腕の中で
いま見た夢 語るとき
人恋しい長い夜に
あなたの声 聞いたとき

こんな小さな瞬間だけど
しあわせだとずっと感じていたい

少女たちの歌う声が
風の岸辺に 流れてく

ふたりを乗せた小さな舟が
時の河へいま漕ぎだしてゆくの

愛はいつも生まれるもの
通り過ぎる淋しさに負けないの
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