クリミアのリンゴ売り

風が吹く 空が泣く 羽根が散るInsane
灰色の街角をシルクの帽子で

リンゴ売りの娼婦が影落とした川岸では
不思議な楽団が物哀しく演奏してるよ

あゝ クリミア クリミア 割れた窓を
あゝ クリミア クリミア 塞いでいく

痛みなどもうないとガラスを踏んでも
すぐ癒えない傷跡へテキーラを塗って

テーブルの上でぐるぐる回るよブリキ人形
太陽も月も違う 私は自分の星で生きるの

あゝ クリミア クリミア 水溜まりを
あゝ クリミア クリミア またいでいく

明日には踊りを披露できるかな
台本もなくスターッスターッとステップを踏みたいのさ
操られないまま まま 気持ちよくなったら たら
荷物をまとめて ほら 二人で暮らしていこう

あゝ クリミア クリミア そして街は
あゝ クリミア クリミア 愉快になる
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