夏色

思い出の坂道
あの日から吹いてくる
優しい風を感じてる
迷いそうな日には
背中を押していてね
うつむかずに歩いて 行けるように

懐かし過ぎて 思わずふと 目を閉じた
きゅんと切なくて 穏やかな 海辺の匂い

放課後には桟橋まで
手を繋いで歩いたね
悲しいほど澄んだ青空
ずっと続いて行くと思ってたのに

陽に焼けた背中も
くしゃくしゃの笑顔も
本当に大好きだったよ
夏色に輝く
あなたと過ごした街
もうすぐ同じ季節が やって来るね

好きだった歌 ペアで選んだキーホルダー
毎日の隙間で 今もまだ 揺れているから

サーフボードかかえて行く
あなたに似たシルエット
こんなに晴れた日じゃなくって
雨の日だったら 多分泣けちゃってたね

思い出の坂道
あの日から吹いてくる
優しい風を感じてる
迷いそうな日には
背中を押していてね
うつむかずに歩いて 行けるように

きっと子供だったね
ずっと背伸びばかりして
大事な物 見失ったね
降り注ぐ太陽
戻れない時間ほど
眩しく思えるのは どうして?

焼けた背中も
くしゃくしゃの笑顔も
本当に大好きだったよ
夏色に輝く
あなたと過ごした街
もうすぐ同じ季節が やって来るね
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