City Cat

消えない熱が
夜を支配してる
言えない言葉
渇き隠したまま

嫌いだとか好きとか
知らないわ 飽きただけ
私は私 もう譲らないわ
数え切れない過ち
傷ついて傷つけた
従順なんて そう ただの勘違い

暗闇を飾った
まばゆい街灯りが
照らしだす孤高が心地よくて
踊るように歩けば
気まぐれな猫みたい
小さく鳴いたならば どこに消えようか

さめない疼き
夜を切り裂いたら
知らない街に
明日が見えるかしら

ため息しかつけない
執着は醜いわ
これ以上無理 もう付き合えない
残念だわ さよなら
女々しさにあきれたの
時間は戻せない 私に触れないで

通り過ぎた時間
背徳の罪なんて
聞こえない 知らない 忘れたから
優しい腕の中で
身も心も震わせ
鳴いてた猫なんて どこにもいないのよ

暗闇を飾った
まばゆい街灯りが
朝焼けにまどろみ消えていくわ
私の奥底で渦巻いた感情を
ふっと吹き飛ばして どこに向かおうか

消えない熱が
夜を支配してる
言えない言葉
胸に隠したまま
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