水無し川

お酒をつぐ手に 手をかさね
肩をやさしく 抱きよせる
だめよいけない いけないわ
嘘と涙の水無し川を
流されつづけた わたし女です

一つや二つの 火傷(きず)じゃない
甘い言葉に 泣かされて
だめよいけない いけないわ
あなた思ってくれてるような
きれいな女じゃ わたしないのです

手料理つくって 帰り待つ
そんな暮らしが 夢でした
だめよいけない いけないわ
誰(だあれ)を怨めばいいのでしょうか
今夜もお酒で わたし泣いてます
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