重さのない虹

裸足になった 花嫁が 花嫁が首飾り
編み上げるように あらしが運ぶ
つばさをもった 悲しみが
またたいて消えていく
たしかめるように 夜汽車は走る

この世のすべては
恋人たちのもの

そうさ 重さのない虹が
君の胸をつらぬく
天国にも雨が降るなら
七色のベルを
鳴らしてよ太陽

羽ばたきだしたキツツキも
妖精もみな踊る
編み上げるように あらしが運ぶ
一度も咲いたことがなく
散ることのない花が
鳴り響くように 実りが渡る

この世のすべては
恋人たちのもの

そうさ 重さのない虹が
君の胸をつらぬく
天国にも雨が降るなら
七色のベルを
鳴らしてよ太陽

そうさ 重さのない虹が
君の胸をつらぬく
天国にも雨が降るなら
七色のベルを
鳴らしてよ太陽
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