青写真

悍ましい未来がこの僕を嘲笑う
今残っているのはザラっとした感触と帯びた熱

誰にも理解されない美学を貫き
自分でも解らない何かに襲われる様

倦怠感というアラームで
目覚めるこの夜に
青写真が侵されてく
それは排気ガスで濁った街のよう
見失って気づいたって遅いんだって

容易なことさえも僕にはできない
嫌われるくらいなら無関心でいてくれと思う

背徳感というアラームで
目覚めるこの夜に
青写真が侵されてく
それは排気ガスで濁った街のよう
見失って気づいたって遅いんだって
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