LAIKA

青い軌道に乗っかって 孤独な夜が始まった
贅沢な人生 僕は歴史になったんだ

銀色の密室の中 針をなくした時計が回る
誰も知らない世界 僕の最後の思い出

本当は知ってた
地球から見る星空の方が
ずっと美しいんだ

ああ 宇宙の果ての暗闇で 僕は土の夢を見る
ああ 君が見上げる夜空に 僕の孤独が輝く

宇宙には未来という言葉がないんだよ
終わりに向かって燃える星たち

青く輝く球体も 僕の瞳じゃモノクロ
永く響く遠吠え 届いて

眩しい光だ
数字がゼロに向かってく
それだけを見つめていた

ああ 宇宙の果ての暗闇で 僕は土の夢を見る
ああ 君が見上げる夜空に 僕の僕の孤独が輝く
ああ 宇宙の果ての暗闇で 僕は土の夢を見た
ああ 君が見上げる夜空に 僕は僕はもういない
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