さよなら Fairy Tale

いつの事だろう 今では思い出せない
音もなくそっと 始まった物語
微睡みの中 移ろう空の色
胸の高鳴りは いつしか遠くなる

交わした言葉やぬくもりはいくつもあった
取り戻せないからこそきっと美しく
季節変わりは 時に
僕には残酷で
世界ごと変えてしまう

降りだした雨が
冷たく頬を伝う
さよなら My Fairy Tale
儚くも褪せぬ青春(とき)

降り出した雨が
ためらいをかき消して
さよなら My Glory Days
泡沫の淡い夢

散りぬれば 花も
愛しその日々も
せつなき想い
I Go My Way

散りぬれど 花は
愛しその日々は
とこしえの夢
You Go Your Way

永遠の様に思えた 瞬間もあった
覚めて仕舞えば 刹那の幻か

もう少しうまく嘘でもつけたらあのままで
だけど気づいてしまった心の内
「ずっと変わらないよ」って
言いかけて飲み込んだ
静寂だけが残った

降りだした雨が
冷たく頬を伝う
さよなら My Fairy Tale
儚くも褪せぬ青春(とき)

降り出した雨が
ためらいをかき消して
さよなら My Glory Days
泡沫の淡い夢

ヒラリ ヒラリと哀しみか
幾つもの夜と 今日も また
残されたものは それだけか
始まりの空も美しかった

季節は巡り巡る 何も告げず
まるでそこに何もなかったように
呆気なく 風が攫(さら)う
それでも儚さに惹かれるのは
明日を見てたから

雨は降りそそぎ
迷う心流して
さよなら My Fairy Tale
儚くも褪せぬ青春(とき)

降り出した雨が
ためらいをかき消して
さよなら My Glory Days
泡沫の淡い夢

散りぬれば 花も
愛しその日々も
せつなき想い
I Go My Way

散りぬれど 花は
愛しその日々は
とこしえの夢
You Go Your Way
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