僕は雨のなか

追いかけても 追いかけても
離れていく君の後ろ姿
名前を呼ぶ声が消されていく
土砂降りの雨

いつも悪いのは君じゃないよ僕なんだ Ah…
並んだ歯ブラシを勢い任せに投げつけた

背中越しに扉の音を聞いて
二度と君には会えない事に気が付いた

追いかけても 追いかけても
離れていく君の後ろ姿
名前を呼ぶ声が消されていく
土砂降りの雨

振り向いてよ そう願っても
小さくなっていく君の背中
アスファルトを叩く音超えて
君に届け この声よ

君の匂いがする部屋には戻れない Ah…
壁の傷すらも君を思い出す理由になる

ボロボロの靴にしみる雨のように
君の優しさに溺れていた僕の心

追いかけても 追いかけても
離れていく君の後ろ姿
隠す事もなく涙流す
土砂降りの雨

交差点の赤信号
重たい足を踏み出していく
吐き出す声はもう囁きに
君に届け この声よ

喧嘩ばかりの日々も
それでいいと思えた
今になっては後悔ばかり
予報外れの雨が
皮肉にも隠していく
頬を伝う涙の跡
君のいない明日ヘと
続く道を走る

追いかけても 追いかけても
離れていく君の後ろ姿
名前を呼ぶ声が消されていく
土砂降りの雨

振り向いてよ そう願っても
小さくなっていく君の背中
アスファルトを叩く音超えて
君に届け

この記憶も この気持ちも
永遠に忘れられないだろう
消えない想いを今叫ぶよ
君に届け この声よ
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