川口小唄

昔ながらの 川口気質(かわぐちかたぎ)
二つ伝える ものがある
意気の良さなら 初午太鼓(はつうまだいこ)
品の良さなら
品の良さなら 鉄砲百合(てっぽうゆり)

こうと決めたら キューポラ娘
いのちひとすじ 叶うまで
胸の炎で 鋳物(いもの)をつくり
好きな貴方に
好きな貴方に 届けたい

未来誓った あの日のふたり
シャトウ赤柴 愛の城
グリーンセンター 憩いの広場
今日は子供の
今日は子供の 供でゆく

どこへ行こうと その地に馴れて
花よ咲け咲け 枝を張れ
嫁にやるよに 苗木に掛ける
安行(あんぎょう) 神根の
安行(あんぎょう) 神根の 親ごころ

明日の子等には スポーツセンター
強く育ての こころから
お年寄りには ご苦労さんと
贈る感謝の
贈る感謝の たたら荘

歴史浮かべて 流れる月日
みんな変わった 人の世も
変わらないのは あの荒川の
武州名残(ぶしゅうなご)りの
武州名残(ぶしゅうなご)りの 月ばかり
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