君住む街角

坂道 おりれば
思い出がよみがえる
夕焼けに 染まる大通り

小さな公園
車を停めたガードレール
辛いほど 変わらない景色

いくつも 微笑み 君にもらったけれど
あの日の涙を 忘れはしないよ

たそがれの人ごみ 手も振らずに
君が消えてゆく
優しい冷たさで
川が海へ流れて行くように

流星 見たとき
潮騒を聞いたとき
いつだって 君がそばにいた

ささいなケンカも あきらめなかったよね
今でも素直な人だと 願うよ

君がいなくたって
僕がすべて もし忘れたって
二人を見つめてた この街だけ
ずっと生きているね

たそがれの人ごみ 手も振らずに
君が消えてゆく
優しい冷たさで
川が海へ流れて行くように

スピード上げながら
この坂道 のぼって行けるよ
夢を捨てられずに 別れたこと
誇れるから 今は
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