アオキハルヘ

ただ僕は君を愛してた
生き急ぐ二人風の中
止まればもう消えてしまうよ
最初には戻れないから
最期から二番目の日に

瞳には映らない、青すぎた僕らの春は
どれだけのスピードで僕らから離れて行くの
「愛されたいのならば、余計なモノは捨ててしまえよ。」
そんなのわかっていても、僕の人間不器用です

涙は切れるまで流し続いてるみたい
時間は僕らと逆の方へ進む
三年の速さ増えてゆく儚さ
思い出は僕らを遠ざける

ただ僕は僕を騙してた
息継ぎで気づかない日々を
通り過ぎる青き春は
僕らを見放してた
まだ僕は君が好きだった
生き急ぐ季節日々の中
振り返れば溢れそうな
涙など拭き取ってさ
最期まで残しておくよ

二人はそれぞれ違う方角へ
歩みを止めずに進んで行くよ
それでも、それでも僕は駄目みたい
空っぽの胸の中で
最後の一つ手前二番目の日にね
願いが叶うから少し試しみてはいかが?
せーので後ろを振り返ってみてよ
呼吸を止めたままで

ほら僕らまだ終わりではない
生き急ぐ二人終わりはない
思い出になってしまう
その前に君の元へ

ただ僕は君を愛してた
生き急ぐ風と僕の足
止めればもう消えてしまうよ
最初とは違う場所へ

僕達のアオキハルへ
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