Through the Looking Glass

かげろうに惑わされ 眩暈を覚え
踊れない 天使 目を逸らして
呟いた 言葉にも キヅかぬフリして
美しく飾った 白い 溜め息

(鏡の中)覗く顔が 愛し過ぎて…

ヒビ割れた 口唇に 色を付けてく
ルージュの数だけ 嘘を覚え
優しさと 痛みだけ 重ね合わせて
裸の言葉を 呑み込んでく

(鏡の中)覗く顔が 愛し過ぎて…
見つめた

“抱きしめてた 夢まで いつか色を変えて 翳んで揺れてる”
囁やくように 鏡の中の 笑顔だけが 語りかけた

色褪せた 香りさえ 漂う夜空に
散りばめた星が 優しそうに
ささやかなクチヅケと 甘いササヤキ
erosの腕の中 抱かれている

(鏡の中)覗く顔が 愛し過ぎて…
見つめた

舞い降りてきた 天使に 導かれるままに 微笑みかえして
もう一度だけ いつかの夢に 抱かれながら 瞳 閉じる

(鏡の中)覗く顔が 愛し過ぎて…
見つめた

“抱きしめてた 夢まで いつか色を変えて 翳んで揺れてる”
囁やくように 鏡の中の 笑顔だけが 語りかけた

舞い降りてきた 天使に 導かれるままに 微笑みかえして
もう一度だけ いつかの夢に 抱かれながら 瞳 閉じる

×