君にありがとう

僕の中の坂道を 転がり落ちてくる
まだ青いレモンをひとつ ひろおうとしても

手のひらから こぼれる 傷だらけの夢や
理想が わざと邪魔をして うまくつかめないんだ

僕が 気にし過ぎだって 君は笑い飛ばすけど
その笑顔が まぶしすぎて 目をそらしたんだ

鏡の中で 僕は 不安に押しつぶされそうさ
僕が僕でなくなってしまう そんな毎日を繰り返してるんだ

君の笑顔だけが 僕の物憂いを忘れさせるんだ
何か楽しいこと 思いついて
君にありがとうって 言いたいんだ

夢の中の 交差点で すれ違ってゆく
折り合いをつけたはずの記憶 人波に消えた

昨日までは 君がそばにいてくれさえすれば
それでよくて僕は何も考えず 毎日を

鏡の中で 僕は 不安に押しつぶされそうさ
僕が僕でなくなってしまう そんな毎日を繰り返してくんだ

君の笑顔だけが僕を いつもの自分に戻せるんだ
だから優しい気持ちになって
君にありがとうって 言えたんだ

春過ぎれば 気分も晴れるさ
ゆっくりと歩いてこう きっと大丈夫さ

鏡の中で 僕は いつもの僕に戻れたんだ
だから優しい気持ちになって
君にありがとうって 言えたんだ
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