EVER

終電ごろ ガラス張りのビルが反射する
この街の散りゆく光 見上げながら地下鉄へ急ぐ
何年かしたら私も
見つけなくてはいけないもの
それまで消えないで わたしの六等星

透明な砂のように 胸を満たす
本当のこと忘れそうで ねえ 今

すれ違うメロディも
すり抜けてく この日々も
本当はちゃんとね 今まで 愛しているのに
リュックはもう千切れそうに
重くて溢れそうだよ
思い出してしまうよ 今にも

白く浮かぶ歩道橋で あなたのことを思いだした
真下を通るだけの車と人たち
遠く見えるビルの影は もう何も映さなくなった
君もこんな感じで息をしていたの

膨れていく 泡の中 漂ってる
ひとつもまだ 知らないって 気づいてる

すれ違うメロディも
すり抜けてく この日々も
本当はちゃんとね 今まで 愛しているのに
リュックはもう千切れそうに
重くて溢れそうだよ
思い出してしまうよ 今にも

だれかの言葉の裏側も
埋められない大きな流れも
飲み込んでしまえたら
私が通り過ぎる前に
その手でつかまえいて欲しいと
そればかりだった

すれ違うメロディも
すり抜けてく この日々も
本当はちゃんとね 今まで 愛しているのに
リュックはもう千切れそうで
重くて溢れそうだよ
思い出してしまうよ

すれ違うメロディも
すり抜けてくこの日々も
追い越していくよ それから どう思うのだろう
見上げた青い夜ただ
少しだけ見えた光
僕らはここにいるよ
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