GLISTENING♭

坂道を 一歩 一歩
のぼる足跡が いつか輝くなら
遠回りも愛しい物語

どっかの桜の木に咲いた
ちっちゃい花びらだった
そんな私にスポットライト
当てちゃう変わり者

なんか うまく言えないけれど
ぜんぜん嫌じゃなかった
むしろ こそばゆいくらい
嬉しかったよ

景色に溶け込んだって
存在感がなくたって
ねぇ 誰かの「どストライク」になれたらいいな

ふたりは 五十歩百歩
向かう未来は同じなのに
ボタンを掛け違うたび 座礁

今はただ 前進しよう
その手のオールを貸してくれるかな
ぼやくほど眩しい物語

気づけばマグカップの中
漂流しちゃってた情熱
熱すぎくらいがちょうどいい
もっかい あっためなおそう

出会いと別れのイベント
楽しいも切ないも
ぐるぐる混ぜてちょうどいい
塩梅になるよ

安心すぎるなら
男女の緊張感がないのなら
もう1mm そばにいても いても…いいよね?

坂道を 一歩 一歩
のぼる足跡に 花 咲かそう
息が切れたら 手くらい ひくよ?
大丈夫 全員 笑える場所に
ちゃんと 繋がってるよ
遠回りも愛しい物語

この先も 一歩 一歩
あきらめない 足跡 ふたつ
どこかの坂道からも ふたつ
いつの日か てっぺんで
もいちど 巡り会えたら 楽しいね
わたしたちだけの物語
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