Habana

魚の死体 舗道に投げて
君と隠れた
同調する事が みんな
気持ちいいってさ
笑ってたら 降りやんだ雨

黒猫ひろって 育てる
眠たそうな 君の目
そのまま 止まって しまって
一枚絵になる

やがて 事切れた
うさぎはゲージを噛んでる
スノコのない 床に散る
血のかたまり
冷蔵庫のモーターの音と
凄惨な部屋に 間の抜けた声
タオルを探して 目が泳いでも
何故か 思い出していた
川辺のハバナ

ああ 動悸がしてる
シャツのボタンを 止めなきゃ
だらしなく 広がって
春と嫉妬が一緒に来ちゃう
「眠たいな」広い道路に
ただ 過ぎていく風
伝えたいのは少しも
そんな事じゃないのに

窓ガラス日射してても起きれない
まどろんだって
どうかしてる僕は目を空けて夢をみていた
真っ白な朝

やがて 事切れた
うさぎはゲージを噛んでる
スノコのない 床に散る
血のかたまり
冷蔵庫のモーターの音と
凄惨な部屋に 間の抜けた声
タオルを探して 目が泳いでも
何故か 思い出していた
川辺のハバナ

待ちくたびれた 君の手が
あたたかいから
笑っていてよ
頭の中だけじゃ つまらない

ああ 動悸がしてる
シャツのボタンを 止めなきゃ
だらしなく 広がって
春と嫉妬が一緒に来ちゃう
「眠たいな」広い道路に
ただ 過ぎていく風
伝えたいのは少しも
そんな事じゃないのに
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