宗谷海峡

鴎が啼(な)いて 日暮れになって
岬はたたずむ 人影(ひと)もない
ここから先は 宗谷海峡
女の旅路の 行き止まり
さよならあなた お別れします
やっと心が 決まったの
ひとりで生きると つぶやけば
海が…海が… 海が哭(な)きます

シベリアおろし ひゅるひゅる吹いて
女のこころに 冬が来る
凍える胸で 樺太(サハリン)見つめ
明日(あした)は東京に 帰ります
どんなにあなた 愛していても
ふたり一緒に 暮らせない
涙で想い出 指折れば
夢が…夢が… 夢が散ります

さよならあなた お別れします
やっと心が 決まったの
ひとりで生きると つぶやけば
海が…海が… 海が哭(な)きます
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