迸る暗さ

「私の不幸があの子よりも美しく輝きますように」

いつからだろう待っていても一向に夜が終わらない
弾け飛ぶ心たち なぜまだ立っていられるの?
執念という命綱で走れ

光りを求める その度に火花散らして行く
誰にも言ってない決心守り通そうか 偽った想いならもう捨てて

この濁った世界を汚い自分をどうして許していこうか
誤解されても退けられても今こそやってみようか

眩しい真っ黒な夢 何色でも夢は夢さ
暗い憧ればかりが続いていく

使い捨ての涙流すより本物の涙を堪えたら
少し見えた気がする見えないものが
そういうのを強さと呼んで

いくつもの寂しさ悔しさに 幸せはいつでも
他人のもののような気がしていたよ

光りを求める その度に闇ばかり掴んでも
今なら行けると思ったんなら

光りを求めて限界がこの手掴んだ時
暗い闇の中で私は光そのものになる

死んだような長い時間は確かに生きている一瞬のためにある
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