せめてもの I LOVE YOU

知っていたよ
好きな人がいるってこと気づいていたよ
だけどそれは私じゃないってことも
知っていた

出会ったのは五月 飾らない笑顔に
どきどきしたことを覚えている
新しい環境になじめなくて
戸惑う私にとても優しかった

不思議なくらいに気持ち通じ合えて
驚くくらいに何でも素直に話せた

だけどそれは私だけの
思い込みと解ったときは
切なさだけ胸を締めつけて言葉をなくした

「話があるんだ」と「何でも話して」と
明るく切り出した帰り道
二人きりで過ごしたあなたの部屋
ほんとはキスをしてほしかった

負けないくらいに愛しているから
奪えるくらいの自信と勇気がほしい

知っていたよ
友達なら今のままで側にいられる
だけどそれは特別じゃないってことも
知っている

だけどいつか
きっといつか言えなかったこの想いたち
素顔のまま届けられる日が来ると信じてたい
その日まで…
もっともっと自分を好きになれるように
この想い投げ出さない

知っていたよ
好きな人がいるってこと気づいていたよ
だから今は友達のままで見つめてる
la la la…
それが せめてもの I LOVE YOU
×