白雪に微笑みを
7,694回
歌ネットのアクセス数を元に作成
白銀の光に浮かぶ
高くそびえ立つ城へ
さあ 足を踏み入れて
凍る心融かそう
降り止まない雪はまるで
積み重なった誇りと
決して切れることのない
愛と 絆のよう
気高き吹雪に氷の花を
それは言葉さえも
隠すけど
静けさに響き渡った
通じ合う魔法は
ああ 気付かないままに
結晶へと変わって
それぞれの姿かたち
違いはあるのに
集えば美しくて
白雪は笑う
雪明りに導かれて
会えた運命に感謝を
さあ 歓迎をしよう
きっと気に入るだろう
真っ白な絨毯の上
足あとをつける音が
ひとつではないことが
ふと嬉しく思えた
「シュニー、グレイシアはどこだ」
「さあ。また街にでも行ったんじゃない?」
「……仕様のない奴だ。
トロイメアの姫も来るというのに」
「ああ……降ってきたな。兄さんの雪か。
そういえば今日はあいつが来るんだったな」
「立派な綿雪だ。さすがだな……」
「それに比べ俺は……くそっ!」
「雪のように、厳かに誇り高く……
俺だって高潔なる雪の一族だ」
「なのに…―」
凛と風花が舞い降りるころ
穢れなき道は照らされていく
孤高にあるのは深雪の誓い
氷壁よりも堅い 繋がりで
今宵
静けさに響き渡った
通じ合う魔法は
ああ 温もり感じる
結晶へと変わって
麗しい姿かたち
輝きを湛え
瞳を離せなくて
白雪は笑う
手のひらに融けたものが
消えないようにと
そう 降らせ続けよう
望みの通りに
高貴なる白をまとい
心交われば
澄んだ決意のもとで
強く
激しく
溢れる
想いを余さず
伝えよう
「グレ兄!」
「シュニー? お前、なんでここに…―」
「迎えに来たぞ、グレイシア」
「兄さん……」
「帰るぞ。晩餐は一緒だ。……兄弟なのだからな」
「……ああ、わかったよ」
「へへっ……あいつも早く、来ないかなあ」
この歌詞をアナタのブログやHPに表示する場合はこのURLをコピーしてください。
リンクコード:
サムネイル、タイトル、投稿時間は、Youtubeのデータを参照