胸ポケット

胸ポケットには 君が置いてった
いくつかのメモ
都合のいいときだけ 取り出してみる
だけど いつの間にか

腕枕のなか 君は眠ってた
いくつもの夜
都合のいいときだけ 君を見ていた
だけど いつの間にか

クシャクシャになって 滲んだ言葉
読み取れない 離れたくない

やさしい歌を 思い出させてくれる
やさしい歌を 僕にくれようとしてる
つかみたい この手で

この胸の奥に とけだしたもの
メロディになれ
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