恋しずく

はずした指輪の 夢の跡
そっとなぞれば 涙がにじむ
他にいい人 いたなんて
信じられない 今もまだ
泣くのはいつも 女でしょうか

一途に尽くした 真心が
いつかあなたに 嫌われました
未練心に 負けそうで
すがるお酒の ほろ苦さ
幸せ遠い 女でしょうか

あなたの夢など 見たくない
見れば夜明けが なおさらつらい
あんな男と 怨んでも
涙ひとつぶ 恋しずく
泣くのはいつも 女でしょうか
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