これ以上キミはいらない

悲しいことばかりで ふさぎそうなのは知ってる
雨が降るとココロが めいる癖も知っている
バッグの紐が切れて 直せないのも知ってる
誰よりもキミのこと 気にしてるのも分かってる

「くだらない」って笑い飛ばして
考えたってキリがないんだ
少しずつ キミが増えてゆく

これ以上キミはいらない
ココロの中 溢れてしまうから
お願いさ 何も言わないで
キミをさらってしまいそうだから

悲しいことばがまだ 頭の中で響いてる
雪が降るあの場所へ キミは白く消えてゆく
支えあうその人が ボクじゃないのは知ってる
こんな気持ちはきっと ムダだってのも分かってる

思い浮かんで飛び出しそうで
かき消したってイミがないんだ
キミだけが ボクを満たしてゆく

これ以上キミはいらない
ココロの中 溢れてしまうから
お願いさ 何も言わないで
キミをさらってしまいそうだから

どこで誰とこの夜を 分かちあうかは聞かない
冷たい風の中ひとり立つ 街角で

これ以上キミはいらない
ココロの中 伝えられないんだ
お願いさ 何も言わないで
キミにキスしてしまいそうだから
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