ぼくのあたらしい歌

ぼくは 新しい歌を作ったんだ
きみが好きだって 内緒で書いたんだ
だけど その辺はうまく隠したから
きみは聞いたって きっとわかんないさ

きみの 新しいシャツが好きなんだ
きみがうれしそうで すごく好きなんだ
だけど そう言うと着なくなっちゃうから
興味ないフリして 横目で見てるんだ

いろんな季節を きみと歩いて
きみと歩いて わかったこと

愛してるって なんてテレくさいんだ
愛してるって なんてテレくさいんだ

きみが言うことは 大体当たっている
たしかにそうだって ぼくも思うんだ
だけど 欠点もそれなりにぼくだし
反省したくせに 懲りてないんだ

ぼくの隣りで きみが笑って
きみが笑って 気づいたこと

愛してるって なんてテレくさいんだ
愛してるって なんてテレくさいんだ

きみは喧嘩すると なんでも投げつける
手当たり次第に ぼくに投げつける
だけど どうしてなんだろ 一度も
ぼくに当たった ためしがないんだ

いろんな季節を きみと歩いて
きみと歩いて わかったこと

愛してるって なんてテレくさいんだ
愛してるって なんてテレくさいんだ
愛してるって なんてテレくさいんだ
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