恋酔月

行くの帰るの どうするの
逢えば別れが 辛いのに
あなたと生きる 幸せを
なんで世間は 許さない
それでも逢いたい 抱かれたい
紅く燃えてる 恋酔月

今もうずくの 指の先
噛んで淋しさ たえてます
いっそこのまま 奪いたい
ひと夜泊まりの 山の宿
湯船の灯りを そっと消し
なみだ沈める 恋酔月

別れ思えば 哀しくて
凍えそうです この胸が
泣いたらあなた 困らせる
なみだかくして 口紅(べに)を引く
今夜はあなたを ひとりじめ
光りつづける 恋酔月
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