彗星の耀き

強く打つ波の音が
聴きたくて向っていく
知ることがすべてじゃない
誰かがささやいている

散りばめた光の粒
煌めく陽と水平線
揺らめく瞳の奥に
何をみていたの?

もとめて この波が
すべてを つつむから

愛と幻想の宇宙で
ふたり泳ぎながら
変える道を探してる きっと

空高く流線形の
光放ち向かってくる
瞬間に立ち尽くして
あなたしか見えなくなる

かさなる 輪郭は
もう、とけて しまうから

眩い彗星の耀き
何度もキスをして
昨日まで見てた景色が
そっと 変わっていく
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