雨上り かかる虹 空に描く
七色のクレヨンで 消えないように

雨が続いてる
泣きだしたのは誰なの?
ぼくは傘がなくて

なまぬるい 水滴に 滲むのは
不確かな この街と 欠けた心

「ぼくは 笑いたい。」

沈んでく 太陽に 見えるように
虹の横 願い事 書き足した

明日の夢を映して
今を忘れさせてよ
ひざを抱いて寝るのは
独りきりが こわいから

広い空は 何処に逃げても 続く 続く...

耳の中にはりつく 涙声の雨音
ぼくの心臓の音
くつに泥が染みても

強く照らす日射しを 求めてべそをかいてる
牙を剥いているのは
独りきりの
こわがり
泣きむし
つよがり
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