夕立よ、このまま

あなたがいないとダメみたいと
なんとか言えた 下向いたまま
冗談めかすと決めていたのに
声は震えて 涙も出た

面倒な女を嫌いなことは
私が一番 知っているのに
我慢しようとすればするほど
壊れたみたいに 止まらなかった

テーブルクロスの幾何学模様を
私 ずっと数えてた

いつか人生が終わるとき
この痛みをどれくらい
覚えているのかしら私 怖い
夕立ちが窓を濁らせて
あなたをまだ帰さない
言わなくちゃ 言わなくちゃ 言わなくちゃ

来月末には帰るからと
沈黙を埋めた 昨日の電話
ここには何にも無いと捨てた
何にも無いのは 私だった

カーテンレールに積もったプライド
誰も きっと拭えない

いつか人生が終わるとき
この青さをどれくらい
覚えているのかしら私 怖い
強くなってきた雨音が
2人をまだ離さない
愛してよ 愛してよ 愛してよ

いつか人生が終わるとき
この痛みをどれくらい
覚えているのかしら私 怖い
夕立ちが窓を濁らせて
あなたをまだ帰さない
言わなくちゃ 言わなくちゃ
愛してる
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