ターミナル

故郷の海へ行く 始発駅
時間だけ ただ過ぎてゆく
声を出し 新聞を読む癖が
なおってる おかしいくらい

汚れたガラスを あぁ
雲が横切ってゆく
ストーブのにおいの中

so far away 君の前では あの頃
ただの男になれずに
遠くばかり見ていた
自由になることが
あんなに 夢だったのに 今はもう

ハザードをつけたまま 僕たちは
さよならが 言えなかったね

フードをまぶかに あぁ
君は小さくなり
ほほ笑んでいた9月

so far away これからは普通の日々が
普通の顔で 流れて
何とかつりあってゆく
君を無理にでも
つれて来ればよかったよ 今ならば

砂浜に続く あぁ
暗い雑木林 涙があふれてく

so far away 君の前では あの頃
ただの男になれずに
遠くばかり見ていた
自由になることが
あんなに 夢だったのに

so far away これからは普通の日々が
普通の顔で 流れて
何とかつりあってゆく
君を無理にでも
つれて来ればよかったよ 今ならば 今はもう
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