有り得ない偶然

そんなことがあって
僕のハンカチが
返ってきた
その日からこの部屋には

時には綺麗な
花も飾られて
僕は運命を信じた

Ah-
何百台もの車が
通り過ぎて行く街角

僕の車があの日
駆け抜けた水たまり
初めての出会い雨上がりだった

まるでめがけたように
君のシャツを濡らして
君の心へ届いた

幸せになるって
たやすいことだと
僕も君も
思い込んだその日から

時はあまりにも
二人を急がせて
やがて運命を追い越す

Ah-
何億光年彼方の
星のような出会いなのに

数えられないはずの
時を数えた日から
僕と君だけの時計は壊れて

もう君がいなくても
もう僕がいなくても
時が流れそうになる

Ah-
たった一粒の宝石
君の胸に輝くまで

数えきれないほどの
星の中からきっと
僕は君だけの光を見つけた

もう泣かないでずっと
君はいつでも僕の
たった一つの惑星
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