こころ詩

愛という字を よく見てごらん
心を受けると 書いてある
受けたまごころ 温めあえば
やがて芽ばえる 愛おしさ
めぐる季節を 高らかに
謳(うた)いたい 変わらぬ愛を 謳(うた)いたい

想うひと文字 よく見てごらん
互いの心と 書いてある
そっとより添い 微笑みあえば
いつかこころも 円(まる)くなる
合わせ鏡の 胸のうち
謳いたい 言葉をつむぎ 謳いたい

息という字を よく見てごらん
自分の心と 書いてある
迷うときには ひと息ついて
何も語らず もう一度
希望(ゆめ)の標(しるべ)へ まっしぐら
謳いたい いのちの限り 謳いたい
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